『チェンソーマン』第72話ネタバレ感想|まさかの選択をするアキ!

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週刊少年ジャンプ連載『チェンソーマン』第72話のネタバレと感想・考察を書きました。

前回・第71話についてはこちらから。

ここから『チェンソーマン』第72話のネタバレになります。あらかじめご了承ください。

『チェンソーマン』第72話のネタバレ

『チェンソーマン』第72話、

「みんな一緒」のネタバレです。

北海道に向かう早川家

「明日から2日くらい北海道に帰る」

「メシは作っておくからチンして食えよ」

早川家にて、北海道へ出かける旨をデンジとパワーに伝えるアキ。

アキだけ旅行に出かけるのが面白くないのか、自分たちも行きたいと文句を言います。

「墓参り行くだけだぞ」

亡くなった家族の墓参りに行くだけ言ったにもかかわらず、マキマとの旅行が中止になったデンジはどこでもいいから出かけたいとのこと。

パワーも闇の悪魔への怯えが落ち着いたから、一緒に連れて行くよう主張します。

「家を空けている間 ニャーコはどうするんだ?」

すかさずパワーの愛猫であるニャーコについてたずねるアキ。

ニャーコ問題をどう話し合ったかわかりませんが、最終的に公安の岸辺に預かってもらうことになったのでした。

墓地でも賑やかなデンジとパワー

ニャーコの心配もなくなり、北海道に向かう早川家の3人。

電車、フェリー、バスを乗り継いで行きましたが、デンジとパワーはいつも通りの騒がしさでした。

そして、早川家の墓前で手を合わせるアキ。

「アイツらがいない・・!?」

ふと気付くと、デンジとパワーの姿が見えなっていました。

すぐに近くでお供え物らしき物をもぐもぐしている2人を見つけ、何を食べているのか問い詰めるアキ。

「お供え物をカラスから奪った」

嘘か本当かわかりませんが、カラスが盗ったものだからセーフとでも言いたげなデンジ。

「うぉエ!!」

「うあああ腐っとったああ!!闇の悪魔の力じゃあああああ!!」

パワーが食べたお供え物は古かったのか、腐っていると吐いてしまいます。

相変わらずな2人に呆れるしかないアキ。

銀世界に浸るアキの本音

墓参りを済ませた早川家一行は旅館に泊まります。

もちろん、旅館でもデンジとパワーの騒がしさは変わりません。

「はあ・・・」

やはり1人で来ればよかったのか、思わずため息をつくアキ。

夜中にふと目が覚めるデンジ。

窓際で1人たたずむアキに気が付きます。

「な~に浸っちゃってんの」

アキが何を思っているのかわかりませんが、物思いに浸るアキをちゃかすデンジ。

目が覚めたデンジも、アキと同じように窓の外を眺めることに。

「雪で景色も糞もねえな」

端的につまらない光景だと吐き捨てるデンジ。

何かを話すわけでもなく、2人とも黙り込んでしまいます。

「毎年墓行くとヤな事ばっか思い出すから憂鬱だったんだ」

「でも今回はお前等がうるさくて浸る暇もなかったよ」

しばしの沈黙の後、外を眺めながらデンジたちへの本音を独り言のように話すアキ。

「どういたしまして・・?」

デンジたちに感謝している発言でしたが、あまりピンときていない様子のデンジでした。

討伐遠征への不参加

東京に帰って来たアキは、喫茶店で岸辺からニャーコを受け取ります。

「墓参りどうだった?」

「悪魔と戦うより疲れました」

デンジとパワーを連れて行った墓参りについて話す2人。

そして、アキは何かを決意するかのようにうつむき、意外なことを願い出ます。

「岸辺隊長」

「近くある銃の悪魔討伐遠征 4課は不参加にできませんか?」

まさかの申し出にじっとアキを見つめる岸辺。

「驚いた お前が公安で一番待ち望んでいたと思ったがな」

マキマに拾われた頃からアキを知っているだけに、討伐遠征への不参加といった心変わりを驚きます。

同時に真意を探る眼差しをアキに向ける岸辺。

4課の減った人員は補充できることや、討伐遠征には公安屈指の部隊が参加することを伝えます。

「討伐不参加なら銃の悪魔の居場所は機密事項により知る事はできなくなる」

「討伐されたとしても情報統制で数年はお前の仇が死んだかどうかもわからないんだぞ?」

「それでもいいのか?」

まだ真意を測りかねている岸辺は、アキの覚悟を試すかのような問いかけをしました。

「それでもかまいません」

岸辺の問いかけに何の迷いもなく答えるアキ。

「上層部には4課は関わらない意思を伝えておく」

「元々実験的なお遊び部隊だ 期待もされてないだろ」

真意はともかく、アキが本当に不参加を望んでいることは伝わったようです。

アキの申し出を受け入れた岸辺でしたが、最後にアキの真意をたずねます。

「・・アキ どういう心境の変化なんだ?」

「怖気づきました」

心境の変化を問われ、地獄で瀕死になったデンジとパワーが脳裏に浮かぶアキ。

「・・お前も随分まともになっちまったな」

岸辺の皮肉のような一言は、「それがまともな判断だ」と感じさせるものでした。

日常を選んだアキを待っていたのは

岸辺との話が済み、早川家に帰宅するアキ。

「お~激ウマのメシ作っといたぜ」

「ワシも手伝ってな!」

自宅に入ったアキの目に、当たり前になったデンジとパワーのいる普段の光景が飛び込んできます。

食卓にはアキの食べる分の料理が置かれていましたが、何やら異変を感じるアキ。

「なんだこれ・・」

「モヤシとソーセージと卵と醤油を炒め続けたヤツ」

料理らしき食べ物を炒め物と答えるデンジ。

とりあえず、火が通っていることは確認できましたが、料理の中に見慣れぬ食材が。

「この・・紫色のヤツはなんだ・・?」

怪訝そうにたずねられ、「知らねえ」と不穏な返事をするデンジ。

デンジもよくわかっていないため、手伝っていたパワーの隠し味ではないかと推測します。

「ウヌの為にワシらが一生懸命創ったんじゃ!」

「残さず食えよ!」

警戒するアキに食すよう促すアキとパワー。

見た目はどうであれ、自分のために作ってくれたのは紛れもない事実。

とりあえず一口といった感じで、料理を口に運ぶアキ。

「どうだ?」

「うん・・」

「オッ ヴォア!!」

デンジに感想を求められますが、何かを言う前に嘔吐してしまいます。

「大失敗じゃ!」

「これで全員吐いたな」

すでに吐いていた2人は、悪びれることなく暴露するのでした。

第73話に続きます。

『チェンソーマン』第72話の感想・考察

今回も早川家メインで、アキが主役の回でしたね。

注目すべきは、アキの仇である銃の悪魔の遠征討伐に参加しない選択をしたことです。

岸辺に話した理由、「怖気づきました」というアキの気持ちについて考えていこうと思います。

そもそもアキは銃の悪魔によって両親と弟のタイヨウを殺され、家族の仇を討つために公安のデビルハンターになりました。

公安の先輩であり、バディだった姫野も銃の悪魔によってもたらされた銃が元で、命を捨てる選択をしています。

サムライソードとの戦いが終わった時点では、討伐遠征への参加を希望していたアキ。

家族だけでなく、姫野の仇も討つぐらいの気持ちがあったはずです。

銃の悪魔は作中で「最強の悪魔」とされていましたが、地獄には銃の悪魔より遥かに強い「超越者」なる悪魔の存在が明らかに。

そして、アキはデンジたちと共に超越者である闇の悪魔に蹂躙されてしまいます。

闇の悪魔にズタボロにされて動かなくなるパワーの姿に、姫野のときと同じく何もできない無力感に陥り、戦う気力すらなくなってしまいました。

銃の悪魔が超越者より弱いとしても、デンジやパワーが無傷でいられる保証はありませんよね。

共に生活するデンジとパワーへの情が生まれ、再び同じような目にあってほしくない気持ちと、そんな光景に出くわしくたくない気持ちが生まれたのかなと。

以前、天使の悪魔を助けたとき、「目の前で死なれるのはもう御免だ」と言ったアキ。

家族やバディを失ってきたアキには、近しい人を失う悲しみ、恐ろしさが身に染みているのでしょうね。

悪魔と分かりあえるかと考えていたアキが、皮肉にも悪魔たちの影響で遠征不参加を申し出ることに。

今も仇を討ちたいと思っていても、何がなんでも自分が倒そうとする必要があるのかと考えるようになったのかもしれません。

死んだ家族より大事とかというわけではなく、アキが思っている以上になくてはならない存在になりつつあるのかなと思います。

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