『チェンソーマン』第80話ネタバレ感想|デンジが叶えて欲しいこと

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週刊少年ジャンプ連載『チェンソーマン』第80話のネタバレと感想・考察を書きました。

前回・第79話についてはこちらから。

ここから『チェンソーマン』第80話のネタバレになります。あらかじめご了承ください。

『チェンソーマン』第80話のネタバレ

『チェンソーマン』第80話、

「犬の気持ち」のネタバレです。

アキがいなくなった日常

アキがいない日常を過ごすデンジ。

自分の死が迫っていたこともあってか、アキはきちんと遺言を残していました。

遺言により、デンジと姫野の家族に700万円の貯金を半分ずつ送られ、得たお金で家を借りたデンジ。

大金を得たデンジは、パワーと美味しいものを食べまくり、このとき初めて口にしたウナギを気に入ったようです。

そして、何かを忘れようとするかのように、ゲームでたくさん遊んだり、映画を見る日々を送るのでした。

罪悪感にさいなまれるデンジ

ある夜、アイスとパワーに頼まれた肉系のおにぎりを買いに出かけるデンジ。

買い物を済ませたデンジは、おもむろにベンチに座り、購入したアイスを食べます。

当たり付きのアイスだったようで、食べ終わったアイスの棒に「アタリ」と刻まれていました。

今までのデンジなら喜んだはずですが、デンジの脳裏には<俺がアキを殺した>という現実が浮かんでしまいます。

新しい生活を始め、楽しいことを毎日しても、アキを殺してしまったことを忘れられない様子のデンジ。

<起きてから寝るまでずっと頭がゴチャゴチャしてる>

<何見ても何考えても糞になる>

<ウマいもん食ってもウマくねえ>

<きっと脳ミソが糞になってんだ>

こんな状態がしんどくないわけがなく、ベンチに横になると、思わずポチタの名をつぶやくのでした。

飼い主からの招待

「デンジ君 何をしているの?」

偶然通りかかったマキマが声をかけてきました。

マキマにアイスの当たり棒を見せると、異変を感じたマキマがデンジの手に触れます。

「大変だ・・とても手が冷たいよ?」

「いいんです俺ぁ手が冷たくても俺死なないし」

もちろん、デンジが死なないことなど百も承知のマキマですが、メンタル面が気になるようでした。

「駄目だよ 体が冷たいと気持ちまで落ち込んじゃう」

言われたそばから溜め息が出るデンジ。

思ったより深刻そうなデンジを見かね、デンジを立たせると、意外なことを言い出します。

「ウチにおいで」

「一緒に暖かいお茶を飲みましょう」

まさかの飼い主・マキマから自宅に誘われるのでした。

マキマを出迎える犬たち

しばらく歩き、高級ホテルのような外観の建物に到着します。

「2階と3階が私の家なの」

そう案内されるデンジは、まだ落ち込んだままの状態でした。

「あっそうだキミ犬大丈夫?」

黙ってうなずくデンジ。

犬の確認をすると、マキマは「ただいま」と自宅の扉を開けました。

すると、待ってましたと言わんばかりのシベリアン・ハスキーが7頭ほど飛び出してきます。

飼い主のマキマだけでなく、招かれたデンジの顔も喜んで舐めるのでした。

世界で一番良い場所

少し気持ちが落ち着いてきたデンジに、お茶の用意をするマキマ。

「ティラミスでも食べて」

「私が作ったの」

自作のティラミスを差し出すと、同名の犬がワンと鳴きました。

「あ・・この子名前がティラミスっていうの」

「デンジ君に撫でられてるのはシュークリーム」

不思議そうな顔をするデンジに、スイーツの名前をつけた犬を紹介するマキマ。

マキマが大好きな飼い犬がはしゃぐ中、ティラミスとお茶を味わうデンジ。

<ここ・・世界で一番良い場所じゃん・・>

人懐っこい犬たちを撫でながら、デンジはマキマの自宅が世界一の場所だと思うのでした。

デンジが叶えてほしい事

デンジが食事を終えると、マキマがそっとデンジの手を握ります。

「よかった 手暖かくなった」

「手が冷たい時は生きてるものを触るのが一番だよ」

自宅にデンジを連れてきた理由を明かすマキマ。

「マキマさんありがとうございます・・」

「マキマさんのおかげでダメージ少し回復しました・・」

気持ちが和らいだ感謝を伝えるデンジ。

「大変な事・・たくさんあったもん」

「よく生きたね・・」

「デンジ君はとってもいい子だよ」

デンジの頭をなでながら、しんどい思いをさせてきたデンジを褒めるマキマ。

思わずデンジの目に涙が溢れてきますが、咄嗟にごまかしてしまいます。

「デンジ君・・私もキミに助けられたんだ だから・・約束を覚えている?」

そう話を切り出すマキマ、状況が飲み込めていないデンジは「え?」と聞き返しました。

「私に叶えて欲しい事を言ってみて」

かつて、銃の悪魔を倒せたら何でも1つだけ願いを叶えると言われたことを思い出すデンジ。

無の表情になったデンジは、目の前にいる犬を見つめ、意外な答えを見出します。

「犬・・に・・なりたいマキマさんの・・」

自分も本当の飼い犬になりたいという想定外の願いを口にするのでした。

第81話に続きます。

『チェンソーマン』第80話の感想・考察

デンジの犬発言にツッコまずにいられなかった今回、久々にいい意味で読者を裏切ってくれた気がします。

ちゃんと遺言を残しておいてくれたアキのおかげで、まとまったお金を得たデンジ。

天使とのやり取りから遺言は残しておいただろうなと想像できましたが、姫野の家族にも残していたのはアキらしいかなと。

作中でも特に贅沢をしている様子は見受けられませんでしたし、アキとしては「家族の仇を討たずに贅沢なんてしていられるか」ぐらいに思っていたのかもしれませんね。

デンジが新しい部屋を借りたといことは、彼らを監視する必要がなくなったのか、マキマが見ているから問題ないだけなのか気になるところ。

基本的にデンジやパワーに本当の意味での自由はありませんから、今後も公安で働く日々が続くことでしょう。

一応、当初ボスキャラだった銃の悪魔は倒したわけですが、超越者なる遥かに危険な悪魔との戦いが始まるのか、再びデンジを狙う刺客がやって来るのか、マキマ討伐の動きが露わになったりするのか、次の展開が気になりますね。

気になるといえば、アキを殺した以降のデンジが悪魔になって戦えているのでしょうか。

今回の落ち込みぶりを見た限りでは、全力を出し切れているのか疑問に感じます。

マキマの犬になりたい発言も、しんどさから解放されたいとか、何も考えたくない思いの表れかもしれませんね。

本音を言うと、「アキを蘇らせるんじゃないの?」と思ってしまいましたが、デンジはマキマが悪魔であることも、超越者並みの力があることも知らないようなので、真実を知ったときに願いが変わるかなと。

ただ、今回の犬発言をマキマが叶えない前提ですけどね。

なんとなく適当に流してしまいそうな気がしますし、まだデンジをデビルハンターから解放するのは早いかなとも思います。

マキマの方からアキのことをほのめかして、パワーを殺す展開が発生してしまうとかも無いとは言えませんよね。

当然、デンジが進んでパワーを殺すとは考えにくいので、そのときにデンジを支配しようとするのではないでしょうか。

マキマ関係でなかったとしても、パワーが殺される預言も近々のはずですから、すぐに預言に繋がる出来事が描かれるのは間違いないはずです。

まずは、次回のマキマがデンジの願いを叶えるのかどうかに注目しましょう。

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