『チェンソーマン』第89話ネタバレ感想|マキマが待っていた展開

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週刊少年ジャンプ連載『チェンソーマン』第89話のネタバレと感想・考察を書きました。

前回・第88話についてはこちらから。

ここから『チェンソーマン』第89話のネタバレになります。あらかじめご了承ください。

『チェンソーマン』第89話のネタバレ

『チェンソーマン』第89話

「がんばれチェンソーマン」のネタバレです。

振り向けばチェンソー、見上げればマキマ

チェンソーマンがマキマたちをブッた斬っていた頃、コベニはまだゲームセンター前でダンスゲームを踊っていました。

「たんたたん」

「たんたたん」

「だらららららららら」

「らん!」

恐怖があったとはいえ、持ち前の反射神経でノーミスの証・パーフェクトを叩きだすコベニ。

「パーフェクト・・!」

目の前の結果に喜びの表情を浮かべますが、我に返ったのか背後を振り向きます。

振り向いた視線の先には、体育座りのチェンソーマンがいました。

不思議なことに、チェンソーマンを見たコベニは悲鳴を上げないどころか、特に恐怖する様子が見られません。

「私なんで踊っているんだろう・・」

チェンソーマンの落ち着き払った姿に、素朴な疑問を口にするコベニ。

「なぜでしょう・・」

そこへ上の方から声が。

コベニとチェンソーマンが見上げると、当然のように蘇っているマキマがいました。

弱まるチェンソーマンへの恐怖心

「先ほどのを含めると私は今まで貴方に26回殺されてきました」

「それなのになぜ私を食べないのですか?」

「それほど私の体は美味しそうではないのでしょうか」

雑居ビル屋上から地上のチェンソーマンに問いかけるマキマ。

すると、コベニを助けに来て殺されたデビルハンターの体がマキマの鎖で引き上げられます。

マキマは他にも数十人のデビルハンターらしき人間と鎖で繋がり、自らは彼らの頭上に浮いていました。

「私は関係ない私は関係ない・・」

異様な光景を前にして、もう公安の人間ではないから無関係と言わんばかりのコベニ。

「コベニちゃんにも大いに関係ありますよ?」

「えええええ!?」

マキマがコベニの現実逃避を打ち消すと、いつも通りのリアクションを見せるコベニ。

「貴女のチェンソーマンへの恐怖心が薄くなってきているのでしょう?」

「え・・?」

コベニの「?」はすぐに明らかになります。

「ヴァ・・?」

マキマとコベニのやり取りが行われる最中、チェンソーマンが血を吐き出し、急激なダメージを受けたかのような姿になってしまうのでした。

恐怖を喰われた先に

負傷したチェンソーマンに言い表せない不安を感じるコベニ。

「私は人が好きです」

「人が犬を好いている感情と同じように」

チェンソーマンの様子に思惑通りの笑みを浮かべるマキマ。

そして、どういうわけか人間について語り始めます。

「忠実で扱いやすく」

「賢く愚かで見ているだけで面白い」

「そして私の事が大好き」

マキマの人間評はすぐに明らかになりました。

日本中でチェンソーマンが銃の悪魔を倒したヒーローとして報じられ、世の中の人々は喜び、街中でチェンソーマンコールが響くことに。

彼らのこうした行動をマキマは待っていたのです。

「チェンソーマン」

「悪魔達の恐怖が貴方に力を与えました」

「今それを人間達に食べてもらっています」

「自分が食べられる気分はどうでしょうか?」

チェンソーマの異変は、悪魔としての恐怖が薄まったせいでした。

なんとか立ち上がるチェンソーマンでしたが、全身から血が噴出し、見るからに疲弊している様子。

この瞬間を待っていたかのようにマキマが動きます。

「千年使用」

天使の悪魔を出現させると、千年もの寿命武器である漆黒の槍を取り出すマキマ。

「貴方にはまだ避ける力ぐらいは残っているでしょう」

「でも その子には?」

弱体化したチェンソーマンを確実に殺すため、あえてコベニに槍を放とうとします。

槍は異様な光を発すると、コベニをかばったチェンソーマンの体を貫いていました。

「さすがヒーロー」

予想通りに動いてくれて満足気なマキマ。

そんなヒーロは、寿命武器の一突きによっておびただしい出血をし、血溜まりの中で動かなくなってしまいます。

「あーあ・・」

ようやくチェンソーマンを殺せたマキマですが、その表情に喜びはありませんでした。

第90話に続きます。

『チェンソーマン』第89話の感想・考察

ついに、ついに!マキマの策略でチェンソーマンが殺されてしまった今回。

マキマとの戦いが始まってから、必ずマキマは何かを仕掛けてくると思っていましたが、ようやく動いたといった感じでしょうか。

ただ、とんでもない手口というより、悪魔の本質的なところを突いてきたんですよね。

ある意味、最も合理的な方法でチェンソーマンを殺したわけですが、この方法をマキマが行ったことが重要なのかなと。

『チェンソーマン』初期、マキマは言っています。

「その名前が恐れられているものほど悪魔自身の力も増すという」

恐怖を喰われた場合について触れなかったのは、チェンソーマンを倒す方法として用意されていたからかもしれませんね。

マキマはチェンソーマンを殺すために、悪魔から人々を守るヒーロに仕立て上げ、今回の弱体化に繋げようとしていたのでしょう。

結果としてマキマの思惑通りに進んでいますが、チェンソーマンも読者が驚くことをしてくれると期待しています。

といいますか、何もなかったらマキマが世界を無機質なものにして終わってしまいそうですし、なんだかんだで復活してくれるはず。

このピンチをひっくり返すとしたら、チェンソーマンが人間を恐怖のどん底に叩き落し、圧倒的な力を取り戻すぐらいは必要でしょうね。

しかし、すぐにでもマキマが支配しようとする中で、体を動かせないのはピンチでしかありません。

いよいよポチタの出番なのかもしれませんが、今まで目立ったことはしていませんから期待は薄いかなと思います。

絶体絶命のピンチに新たな勢力が割って入るのか、注目の展開がどうなるか楽しみですね。

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