『チェンソーマン』第91話ネタバレ感想|パワーとの契約を経て

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週刊少年ジャンプ連載『チェンソーマン』第91話のネタバレと感想・考察を書きました。

前回・第90話についてはこちらから。

ここから『チェンソーマン』第91話のネタバレになります。あらかじめご了承ください。

『チェンソーマン』第91話のネタバレ

『チェンソーマン』第91話、

「パワー・パワー・パワー」のネタバレです。

マキマに逆らうパワー

「パワーちゃん地面にチェンソーマンを置きなさい」

服従したパワーに命令するマキマ。

パワーの脳裏にデンジとの日々がよぎります。

「あ・・ああ・・!」

自分でもよくわからない感情に戸惑うパワー。

「なんでじゃああ!!」

次の瞬間、再びマキマを血の武器で貫くと、チェンソーマンを抱えて逃げ出していました。

「なんで!なんでマキマにワシ逆らったんじゃあ!?」

「絶対勝てないのにィ!!」

なんとか逃げてやろうと考えてというより、衝動的に動いてしまっていたのです。

逃げるパワーの行く手に現れたデビルハンターを瞬殺しますが、側のビ屋上からゾンビになったデビルハンターたちに襲われてしまうのでした。

初めての友達

ゾンビたちの襲撃を受けたパワー。

かつてニャーコがさらわれたとき、パワーが命について語ったシーンが出てきます。

<命は平等に軽い>

<ワシの命もじゃ>

<だから誰が死んでもワシが死んでも悲しむ事はない>

<でも・・でも・・!>

命についてドライな考えをみせていたパワーでしたが、自分の考えと矛盾している発言をします。

「デンジは・・ダメじゃああ・・」

パワーの中でデンジは唯一の例外になっていたのです。

「だってデンジは・・デンジは・・」

「初めてできた・・」

「友・・達」

その理由は、デンジが初めての友達だったから。

ゾンビたちに下半身を食いちぎられてもなお、チェンソーマンであるデンジを這いつくばって抱えるパワー。

そして、残された力で路地裏の大きなゴミ箱を開けるのでした。

生を諦めるデンジ

パワーが開けたゴミ箱の中で目を覚ますデンジ。

デンジの体にはパワーがまたがっていました。

第1話のデンジとポチタがみせたものと同じ光景。

「パワー・・」

「デンジ!!」

「・・助けにきてやったぞ?」

特に驚きもせず「パワー」と発するデンジ。

とりあえず意識を取り戻したデンジに喜び、思わずほほをこすりつけるパワー。

テンションが上がるパワーとは対照的に、デンジは顔色を変えないほど落ち着き払っています。

「俺・・俺ぁもういいんだパワー」

絶望を味わったデンジが返した言葉は諦めでした。

「ウマいモンたくさん食えたし」

「女といちゃいちゃもしたし」

「一緒にみんなでゲームもできて・・」

「お前と一緒に寝て・・」

生気のこもらない表情でパワーたちとの生活を思い返すデンジ。

「借金地獄ん時のオレからしたらさ」

「ホント夢みたいな生活ができたんだ」

「だからもういい・・もう生きてもいい事ないしな」

夢みたいな生活をできたという本音を語りつつも、これ以上の生を諦めてしまいます。

「パワーもいないだろ?」

自分が殺してしまったアキに加えて、パワーもいないのなら自分だけ生きていても意味がないと感じているのでした。

再びの別れ

「アホ!アホアホアホ!!」

「アホー!」

「そんな・・!イジけるくらいワシが恋しいか!?」

生きることを諦めたことよりも、自分がいないことに絶望しているデンジに問いかけるパワー。

「恋しいよ・・」

「アホじゃなウヌは・・」

デンジの気持ちを確かめると、「アホじゃな」と前置きした上で悪魔の輪廻転生について話し始めます。

「悪魔はこの世で死んでも地獄で蘇るんじゃ」

「その時はワシはワシじゃなくなっとるがのお」

「だから次にデンジと会う事があっても敵としてじゃろう」

まさかの「次」にハッとするデンジ。

何も言葉を発しないデンジに、どうすればいいかをも教えます。

「デンジ」

「血の悪魔を見つけに行け」

「見つけてどうにか仲良くなって血の悪魔をまたパワーに戻してくれ」

「そうすればまたデンジのバディになれるじゃろ?」

本当に元のパワーになるのかわりませんが、一応の可能性をデンジに伝えると、最後の行動に移すパワー。

「デンジ」

「これは契約じゃ」

「ワシの血をやる」

「かわりに・・ワシを見つけに来てくれ」

かつてのポチタと同じように契約によってデンジを助けようとします。

「パワー!!」

パワーの血によって命を繋ぐことができたデンジ。

ポチタの時と同じ状況に、あの陽気でハチャメチャなパワーがこの世にいないと理解し、涙を流します。

「パワー・・!」

すると、悲しむデンジの名を呼ぶ声が。

ゴミ箱の側には岸辺が座っており、デンジの涙などお構いなしに質問を投げかけてきました。

「質問する お前はデンジか?」

「それともチェンソーのバケモノか?」

デンジが答える前に岸辺はこう続けます。

「お前がデンジならどうにかマキマから逃がしてやる」

「バケモノなら引き続きゴミ箱の中で眠っていてくれ」

真意は不明ですが、この窮地からデンジを助けようとする岸辺。

話を黙って聞いていたデンジは、言葉を発さないまま岸辺にVサインを示すことで、俺はデンジだという意思表示をするのでした。

第92話に続きます。

『チェンソーマン』第91話の感想・考察

前回の流れから、マキマがデンジをどうするのかと思っていましたが、パワーメインの話になっていましたね。

今回の最初にすぐさま逃走したのは、初めてできた友達であるデンジを、デンジの命だけはという思いの発露だったのかなと。

瞬間的な行動は自然と動いてしまった気がしますが、あの追い詰められた状況でデンジの大切さに気付いたのかもしれませんね。

冷静に考えればパワーが言っていたように、マキマには勝てないでしょうし、あの場面では動かない方が無難だったはず。

結局、パワーは込み上げてきた感情の赴くままに逃走してしまいましたが、その衝動があったからこそ、岸辺との再会に繋がったんですよね。

それだけパワーにとってデンジは一緒にいて当たり前の存在になっていたのかもしれません。

あのパワーが自分の体をぼろぼろにされても、自分の命と引き換えにしてでも、デンジを蘇らせたのですから。

パワーはなんとかゴミ箱まで逃げ切りましたが、その前にマキマが止めをさしに来なかったのは意外でした。

当然パワーの行方を把握してるはずですし、まんまと逃げられたことへの怒りを持って現れそうなきがします。

あくまでマキマは余裕なんでしょうね、ちょっと逃げ延びただけで、「私から完全に逃げ切ることなど不可能」とでも思っていそうです。

ただ、絶対だと思っていたマキマの力にも把握できないことが出てきました。

前回のパワー復活をマキマは理解できていませんでしたから、そういう盲点を突いた反撃が見られるかもしれません。

直近の問題は、岸辺がマキマからデンジを逃がすことができるのかです。

岸辺は「どうにか」と言っていますが、性格的に「俺が絶対守ってやる!」なんて言うタイプじゃありません。

でも、全くできもしないことを可能性として語るようなマネもしないと思います。

岸辺が特殊な力を持つ悪魔を使って一時的に逃がすのか、マキマを殺すという共通の目的を持つ者が協力してくれるのか。

逃がすといえば、クァンシに言う通りにすれば逃がすと言っていましたね。

それだけでなく、安全の保障をするとまで言ってクァンシに協力するよう持ちかけていましたから、何かしらの協力者や独自のルートなどがあるのではないでしょうか。

マキマが岸辺をあえて殺さない理由が明らかになるかもしれませんね。

個人的には最強のデビルハンターと自称していた強さを見せつけて頂きたいものです。

岸辺の背景が描かれる展開にも期待しつつ、デンジをどんな方法で逃がすのか注目したいと思います。

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