週刊少年ジャンプ連載『チェンソーマン』第94話のネタバレと感想・考察を書きました。
前回・第93話についてはこちらから。
『チェンソーマン』第94話のネタバレ
『チェンソーマン』第94話、
「チェンソーマン対武器人間ズ」のネタバレです。
新たなる応用
デンジと特異5課を率いるマキマとの戦いが始まろうとしたとき、ゾンビの悪魔が現れ、墓地のいたるところからゾンビが出現します。
ゾンビたちに何の反応も示さず、ゆっくりと包囲されるデンジ。
すると、勢いよく両腕を地面に突き刺し、地面の下からチェンソーのチェーンを這わせ、後方のゾンビたちがいる地面を宙に持ち上げます。
巨大な地面の塊は、マキマたちに落下していきました。
デンジなりの応用技を見ても、「ふうん」と興味なさ気な様子のマキマ。
当然、落下してきた塊を放置するはずもなく、サムライソードと剣の武器人間が跳び上がり、簡単に細切れにしてみせます。
デンジの攻撃が不発に終わったと思いきや、破壊した塊の先に、待ってましたと襲撃してくるデンジの姿が。
思わず声を挙げる武器人間の2人、何もできず瞬殺されてしまうのでした。
マキマの意外な行動
速攻で武器人間を2人倒すデンジ。
「ギャアアアッ!!」
しかし、すぐさま槍の武器人間に背後から体を貫かれてしまいます。
デンジが痛みに叫んでいると、爪と爆弾の武器人間が接近してきました。
「オ ぎいい」
「オラア!!」
状況を素早く察知したデンジは、両腕・両足のチェンソーをフルに使って、3人を一気に撃退します。
空中戦の後、着地したデンジをボウガンの矢が射抜き、同時に無数のゾンビたちが飛びかかり、大きなゾンビの山が出来上がってしまいました。
「前より相当弱くなってるねえ・・」
本来のチェンソーマンとの差をつぶやく火炎放射器の武器人間。
「世界中がチェンソーマンを受け入れ」
「さらに今はキャラクターとして消費されようとしています」
「もう彼を恐れる必要はない」
武器人間に説明しているようで、どこか自分に言い聞かせている様子のマキマ。
すると、マキマの言葉に反応するかのように、ゾンビの山からチェンソーが突き出てきました。
デンジの動きが見られた瞬間、火炎放射器の武器人間がゾンビの山を燃やします。
燃えるゾンビの山からチェンソーのチェーンが2本放たれ、墓標の十字架に巻き付くと、デンジが勢いよく飛び出てきます。
素早く火炎放射器の頭部を裂き、マキマへの攻撃はクァンシに防がれてしまいます。
至近距離での攻防で、デンジはクァンシの首を切断しますが、同時に胴体に矢を数発受け、出血多量で倒れてしまいました。
1人勇敢に戦ったデンジにも興味がわかなかったのか、ただただ目の前の出来事に視線を移すだけのマキマ。
ようやく倒れたデンジを始末するのかと思いきや、「ぱん」と自らの掌を貫通させ、倒れたデンジに血を飲ませるマキマ。
「デンジ君起きて」
「ちゃんと私の手で殺してあげる」
「一緒に殴り合おう」
あえてデンジを復活させた上で、デンジを殺すことにしたマキマ。
ついにデンジとマキマの対決が始まろうとするのでした。
第95話に続きます。
ここから『チェンソーマン』第94話のネタバレになります。あらかじめご了承ください。