『チェンソーマン』第96話ネタバレ感想|マキマと一つになるデンジ

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週刊少年ジャンプ連載『チェンソーマン』第96話のネタバレと感想・考察を書きました。

前回・第95話についてはこちらから。

ここから『チェンソーマン』第96話のネタバレになります。あらかじめご了承ください。

『チェンソーマン』第96話のネタバレ

『チェンソーマン』第96話、

「こんな味」のネタバレです。

チェンソーによる渾身の一撃

デンジとの殴り合いを制し、死んだデビルハンターのタバコで一服するマキマ。

しかし、初めてタバコを口にしたためか、けほけほとむせてしまいます。

「私は貴方に二度勝ちました」

「チェンソーマン これで貴方は私のもの」

「これからはずっと一緒です」

気を取り直して、デンジの体内から奪い取ったポチタに気分良く話しかけるマキマ。

「一緒にたくさん食べて寝て」

「幸せな生活をしましょう」

思い描いていた理想の生活をポチタに語り続けます。

マキマがポチタに頬ずりしているとき、異変が起きました。

倒れているゾンビの間から、デビルハンターの制服を着た男が立ち上がると、チェンソーのエンジン音が墓場に響きます。

「え?」

背後から聞こえるまさかの音に、思わず振り返るマキマ。

そこには、刃に振り返ったマキマが映るチェンソーを手にしたデンジの姿が。

見事マキマの不意を突くことに成功し、チェンソーでの渾身の一撃を浴びせるのでした。

デンジとパワーの勝利

「あっ」

「え?」

完全に絶命したはずのデンジが生きていたことに、物事を掌握する力に長けたマキマが理解できないまま膝をつきます。

目の前で斬り付けてきたのはデンジであり、同じく息絶えているのもデンジにしか見えません。

「や~っと油断してくれたなあ・・」

「ポチタは返してもらうぜ」

そう言って、自らの体内にポチタを戻すデンジ。

「危なかったあー・・」

「パワーに貰った血ぃ全部使っちまった・・」

ダメージが置き換えられず、血飛沫が舞う中、マキマの疑問は解消できずにいました。

すると、デンジがご丁寧にマキマの不意を突けたワケを教えます。

「マキマさんがず~っと戦ってたのは俺が心臓からもぎ取ったポチタですよ」

「そういう戦い方できるってボンヤリ覚えてたんで」

デンジから理由を聞いたマキマは、一向に収まらない自らの出血に目を向けました。

「傷の治りが遅いでしょ?」

「そのチェンソーは俺が貰ったパワーの血で作ったモンです」

「マキマさんの中で暴れさせてます」

闇の悪魔との戦いで情緒不安定になっていたパワーから貰っていた血。

パワーが行っていた血の武器生成をデンジも使い、チェンソーを作っていたのです。

「こんな事で・・・」

「こんなんでマキマさんを殺せるなんて思ってませんよ」

マキマにダメージを与えることに成功はしましたが、これだけでマキマを殺せると最初から考えていなかったデンジ。

デンジの言葉から次なる攻撃を伺う様子のマキマ。

緊迫の空気が続くところへ、一台のワゴン車がやってきました。

「おっ いいタイミングで先生迎えに来てくれたな」

デンジの先生である岸辺の到着に、更なる何かがあると直感するマキマ。

「わりいなマキマさん」

そして、自分が憧れ恋したマキマに別れを告げ、チェンソーをマキマに向けるのでした。

岸辺からのエール

早朝の戦いから時間が経ち、その日の夜に。

岸辺とデンジの姿は、デンジが住むアパートにありました。

「あ~・・腰が痛てえ」

「準備はできたな」

何をしたのか、腰の痛みをぼやく岸辺。

「はいはいはい・・」

「あ~疲れた」

同じように疲れた様子のデンジ。

岸辺の言う準備ができたと答えます。

「これからだぞ」

「これから全てお前がやるんだ」

「こう話している間にも罪のない人々が犠牲になっている」

「できるだけ事を早く進めて欲しいが・・」

デンジが答えた準備の重要性を説く岸辺。

「生理現象だからな」

「そういうワケにはいかねえだろうな・・」

どういうわけか、これからデンジがしなくてはならないことと、生理現象が関係しているようです。

「まっ・・俺のペースでいかせてもらいますよ」

どこか飄々としているデンジ。

「言っておくが お前が今からやる方法でマキマを殺せると俺は思えない」

「失敗して死ぬ覚悟はしとけよ」

ここで、準備がマキマを殺すためのことだと判明します。

岸辺は行われることを承知した上で、マキマについての私見を述べる岸辺。

「発案者は俺だぜ?」

「覚悟はもうキメてますぜ」

岸辺の話に全く動じないどころか、軽くたしなめてしまうデンジ。

「生きてたらまた来る」

デンジの覚悟を聞き、自分がどうこう言うことはないと判断したのか、デンジ宅を後にしようとする岸辺。

「死ぬなよデンジ」

「お前は俺が今まで会ってきたヤツの中で一番デビルハンターに向いている」

去り際に、自分なりのエールを送ってドアを閉める岸辺。

「なんだそりゃ・・」

謎の熱いエールに思わずツッコむデンジでした。

マキマと一つになる

「腹へった・・」

空腹になってきたため冷蔵庫を開けるデンジ。

「俺あんな目にあっといて・・まだ心底マキマさんが好きなんだ」

食材を探しながら、デンジはマキマへの想いをつぶやきました。

「でも・・」

「でもアンタが今までしたことは死んでった連中が許さねえ」

「だから・・さ 俺も一緒に背負うよマキマさんの罪」

晩ご飯を作りながらデンジの独り言は続き、罪の背負い方に。

「でも どうやってだって?」

「俺とマキマさんで爆弾抱えて心中すっか?」

「でも聞いた話じゃマキマさんにゃあ攻撃は通じねえ」

独り言をつぶやいているように見えて、なぜか目の前で調理している食材に話しかけている様子のデンジ。

「ふーん!攻撃は通じねえんだ・・」

「そこで天才!俺は閃いた」

「マキマさんと俺・・一つになりゃあいいんだ・・」

その結論に至ったと語るデンジは、出来上がった料理を食べ始めます。

「いただきます!」

「まずは味噌汁」

「んお・・イケる」

自炊のスキルが上がったおかげなのか、思わず自画自賛の声がもれました。

「次に肉と玉ねぎの生姜焼き・・」

「ふんふん・・」

「なかなかウメえな」

手際よく作った生姜焼きも美味しく作れたようですが、最後に驚くべきことを言ってしまいます。

「マキマさんってこんな味かぁ・・」

マキマの罪を一緒に背負うことにしたデンジ。

下手な攻撃ではマキマを殺すことはできませんから、マキマを食べてしまおうとの考えに至ったのでした。

第97話(最終回)に続きます。

『チェンソーマン』第96話の感想・考察

最終局面に入ったと思いきや、次で最終回となってしまった『チェンソーマン』。

もう終わりなんだなと思ってしまうと一抹の寂しさはありますが、重大発表なる匂わせもありましたから、次回でのお知らせに期待したいですね。

圧倒的に不利だと思っていたマキマとの戦いに勝利したデンジ。

岸辺たちといた地下から勝手に飛び出してきたわけでなく、岸辺に一応の作戦は伝えて許可をもらったのかなと。

岸辺がタイミング良く迎えに来たことから考えても、ある程度の話し合いが行われていたはずです。

その作戦が心臓からもぎ取ったポチタと戦わせること。

マキマに絶望を与えられ、本来のチェンソーマンになっていたときの記憶が残っていたのが幸いしましたね。

ここで気になったのは、武器人間たちとの戦いを覚えていたのであれば、バーガーショップでの殺人もちゃんと覚えているのでしょうか。

デートしたいとか、ハンバーガー食べたいとかデンジの意識が働いていたように見えましたが、悪い記憶は消えてしまったかもしれませんね。

ポチタを使った作戦はもっともらしいようで、絶対的にマキマを出し抜けるものだったのか疑問が残ります。

デンジたちより遥かに悪魔などに詳しいマキマ。

当然、悪魔になれる人間のことにも精通しているはずだと思うのですが、チェンソーマンを自分のものにするという欲望が判断力を鈍らせたのでしょうか。

あとは、結局のところド底辺のデンジを拾ったのは当のマキマで、自分が思っている以上にデンジのことをナメていたのが大きな敗因なのかなと。

自分が導いてやったんだという部分が少なからずあったのかもしれまんし、最後までデンジを脅威になんてみじんも考えていなかったはずです。

そして、圧倒的に優位な状況が余計なことを考える必要を排除してしまったのかなと。

ただ、マキマはデンジにネタばらしをされるまで何が起きたのかわかっていませんでしたよね。

宇宙にまで吹き飛ばされたチェンソーマンが心臓を取って、そこから再生した様子をマキマは見ていたはずなのにです。

さすがにマキマでも地獄のヒーローになっていたときの記憶が残っていたとは想定しないなかったということでしょうか。

何はともあれ、マキマを倒したことにはかわりありませんが、食して一つになるという考えには驚きましたね。

岸辺が懸念していたように意味がないかもしれませんし、内部から支配されてしまう可能性も否定できません。

でも、マキマの復活を阻止することは並大抵ではないはずですから、デンジの意外性が功を奏するのか期待したいところ。

マキマがどうなるのかはもちろん、デンジやポチタ、死んだパワーとアキもどうなるのでしょうか。

何かあると思わせておいて、デンジの普通の日常で何事もなく幕を閉じるなんてこともありそうなんですよね。

楽しみな反面、すっきりしないラストになったらなという不安も。

ずっと読んできた結末がどうなるかわかりませんが、最後まで楽しく読めたらなと思います。

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