どうも、トウゴです。
今も昔も子は宝と言いますし、実際にそう思いますよね。
子供たちが次の世代として、社会を担っていくためでもありますが、そのために何が必要になってくるでしょうか。
勉強や教養、社会性、スキルなども大事です。
でも、前提として生きていなければ何者にもなれません。
大人がその重要性をきちんと説いているのか疑問です。
なので、小学生に最低限の安全意識を持たせるための記事を書きました。
ぶっちゃけてしまうと、毎日の登下校についての話です。
子は宝と言うのなら最低限の安全意識を持たせてくれって話
安全意識を持たせるためには、子供の意識を変える必要があります。
ポイントは以下の通りです。
- 車は走る凶器
- たまたま事故にあっていないだけ
- 運転手にはいろんな人がいる
- 自分の命は自分で守る
- 他人が何をしようと安全第一
それぞれ説明していきます。
車は走る凶器
「車は走る凶器」、大人なら一度は耳にしたフレーズではないでしょうか。
普通自動車は1トン以上の重さで、子供たちの側を数十キロのスピードで通っていきます。
そんな鉄の塊にはねられたら、大人の男性でもケガは免れないし、体重の軽い子供はなおさら危険です。
車はかっこいい、便利なだけの乗り物でないと教えてあげましょう。
事故にあっていないのはたまたま
警察庁が平成26年から平成30年の5年間で起きた小学生の事故を調査した結果、歩いている最中の死者・重傷者数が5776人だったことがわかりました。
参考:警視庁「歩行中児童の交通事故の特徴等について」(PDF)
上記の数にあなたの子供が含まれなかったのはなぜでしょうか。
正直なところたまたまとしか言いようがありません。
全国どこに住んでいようと、子供の行動や思考に格段の差があるとはなりませんから、道路への飛び出しなどが47都道府県で起こってしまいます。
イマドキな子供は、スマートフォンやプログラミングに触れていたとしても、まだ子供なんです。
楽しくもない交通事故のことんなんて、積極的に考えられないでしょう。
毎日、当たり前のように登下校しているけど、たまたま事故にあっていないだけなんだよと教えてあげてください。
運転手にはいろんな人がいる
子供たちのすぐ側を通る車はいろんな人が運転しています。
- 運転が得意・苦手
- 運転中に性格が変わる
- 短気・温厚
- せっかち・のんびり
- 慎重・テキトー
- スピードを出す
- 反応が速い・遅い
- 運転を止めるよう言われている
定められた運転免許を持っていても、中身は全員違う人間。
年齢や性別問わず、運転に自信のある人はいますが、事故をしない保証なんてありませんよね。
各ドライバーがどんな意識で運転しているかわからないため、走る凶器を操っている以上、誰でも危険であると教えるべきです。
そして、車を運転している人は、子供好きでイライラしなくてカッとしない人ばかりではないとも認識させましょう。
自分の命は自分で守る
車は怖いものなどと意識を持ったら、自分で気を付けなければいけません。
あなたがどれだけ安全について教えてあげたとしても、最終的に子供の命を守るのは子供自身です。
気を付けさせる点は下記の通り。
- 飛び出しは絶対にダメ
- 面倒でも横断歩道
飛び出しは絶対にダメ
歩行中の小学生の死者・重傷者の4割が飛び出しによる事故です。
参考:警察庁「歩行中児童の交通事故の特徴等について」(PDF)
飛び出しは、安全確認をせずに路上に飛び出してしまう危険な行為。
車が来るかもしれないのに、お構いなしにバッと出ていくなんて、考えるだけで恐ろしくなりませんか。
この飛び出しを絶対にしなくなるだけで、事故にあう確率は下がります。
通りに面したところにミラーがあれば必ず見て、さらに路上で左右の確認を徹底させましょう。
面倒でも横断歩道
先の項目で挙げた飛び出しの次に多い死者・重傷者の原因が横断違反です。
横断歩道以外での横断、走っている車の直前・直後の横断など。
横断歩道まで行かなくても普通に渡れてしまうため、特に意識せず行ってしまうと考えられます。
車が来ない限り事故になりませんが、慣れによる油断が生じてしまう可能性は否めません。
信号機のある横断歩道ばかりではないので、信号機がないところでは手を挙げて、左右の車が止まってくれてから横断する意識を持たせましょう。
他人が何をしようと安全第一
小学生が友達とワーッとはしゃぐなんて珍しくもないですよね。
そういう時は周りが見えなくなりがち。
友達と仲良く登下校は問題ありませんが、他人がすることに何でも付き合えばいいとは思えません。
みんなで追いかけっこをしたり、後ろ向きで歩いたり、時には大人が考えつかないようなことをするのが子供です。
毎日、お行儀よく1列に歩くなんてあり得ないでしょう。
あなたが子供に注意しても、子供だって友達との付き合いがあるため、素直に応じてくれるとは限りません。
なので、どれだけ子供のことが大事なのか伝えましょう。
友達が何をしようと自分は安全第一。
冷たいように思われるかもしれませんが、事故があってから悔やんでも遅いですからね。