どうも、トウゴです。
ケータイやパソコンが普及して久しい今日この頃。
これらを使う人たちの多くは、迷惑メールなるものを受信した経験があるではないだろうか。
そんなものに付き合う必要もないし、面白そうな件名だからと言って開くのは絶対に止めた方がいい。
なぜなら、以下のようなリスクがあるからだ。
・ウィルスなど悪質なソフトウェアに感染する
・メールアドレスが知られる→迷惑メールがさらに増える
・ネット詐欺に引っかかる可能性が高まる
出典:インターネットセキュリティー対策入門講座
「1億入金しました」「私の財産を譲りたいのでカバ・・」、などのタイトルに騙されてはいけない。
では、気になったメールに返信してみたいという欲求はどうすればいいのか?
そんなあなたに向けて、架空迷惑メールを一人でやり取りしてみました。
思うままにやってみた
登場人物
・トウゴ(メールを受信して返す)
・差出人(謎の迷惑メールを送る)
ある朝、6時のアラームが寝室に響く。
ズンドカチャッチャ、ブンチャッチャ♪
今日も太郎は帰らない~♪
ズンドカチャッチャ、ブンチャッチャ♪
待てど暮せど三郎も来ない~♪
トウゴ「だから、次郎は!」
そうツッコミながら今日もアラームを止めるトウゴ。
さっそく、朝の日課であるメールのチェックを始める。
いつも通りの作業をサクサク進めていると、新着メールが届いたことに気付く。
トウゴ「ん?なんだコレ?私の財産を譲りたいのでガバ・・って」
あきらかに普通でない件名に戸惑う。
トウゴ「迷惑メールを開かせたいからって、わけわからんだろう」「でも、なんか気になるな・・」
と、頭で理解しているのに好奇心が勝ってしまった。
トウゴ「好奇心に正直になれ!って死んだじいちゃんなら言うよな」
そう、自分に言い聞かせながら目の前のワクワクに手を伸ばす。
トウゴ「ポチっとな!」
未読にならずに済んだ内容はこうだ。
<カバディの参考になる本を購入してください、と言わた通りに買ってきました。正解かどうかお答え頂けますでしょうか?>
謎の件名は、カバディだった。
トウゴ「カバディの本を買うだけなら問題ないけど、良いかどうかなんて何とでも言えるだろ」「てか、俺が聞かれているのか?」
状況に戸惑うものの、深く考えず「さあ、貴方が選んだ一冊を述べなさい」、と返信したのであった。
トウゴ「述べなさいって感じでいいのかね?」
なぜか指示を出した者の口調を気にするトウゴ。
そんな心配をよそに、再び同じアドレスから受信をした。
トウゴ「どんな本を答えるのか?」
しかし、<答えようとしていましたが、非常に怖くなってきました。>
トウゴ「怖い?ミスだと何も手にできないから?」「だとしてもビビりすぎじゃないか」
相手の緊張をほぐすべく「何も怖がる必要はありませんよ」、と呼びかけてみた。
すると、驚くべき答えが。
<よくそんなこと言えるな!間違えたら全てを失うと言ったじゃないか!>
トウゴ「全てを失う?、家族の命がヤバい的なヤツか!?」
洋画でもそのワードは、愛する者たちの死を意味することが多い。
ここで普通の人間なら、もう関わらない方がいいと判断するだろう。
普通の人間ならば、だ。
トウゴ「いいじゃん、いいじゃん!この状況でどんな一冊を選んだのか超気になるじゃん!」
相手の購入した本を知りたくてたまらなくなっていた。
素早く返信を求め、そのタイトルを知る。
トウゴ「こ・・これはっ!!!」
<ちおちゃんの通学路>
トウゴ「そこ来たかー!確かにカバディ出てくるけどさ、マンガなら灼熱カバディがあるよね」
ボケなのかガチかはともかく、答えを出さなければならない。
この一通で終わるのだ。
「正解です」