全体的に謎の多い『チェンソーマン』ですが、マキマの目を謎と感じた読者は少なくないでしょう。
デンジやアキ、特異課の人間とも明らかに異なる目を持つマキマ。
あの目がミステリアスさを際立たせているだけでなく、何かしらの意味があると思わずにはいられません。
マキマの目には、どんな意味があるのか考察していきます。
マキマの目は悪魔の目?
アキが契約することになった未来の悪魔。
この悪魔とマキマの目が酷似しています。
なぜ、悪魔の目と人間のマキマの目が似ているのでしょうか。
考えられる可能性は、マキマの持つ目も悪魔の目かもしれないということ。
未来の悪魔と契約しているから、同じような目をしているのかと思いましたが、既に契約しているアキの目は変わっていません。
契約によるものでなければ、悪魔の目を移植したとも考えられます。
第33話にて、ヤクザの身内の目を抜き取ってきたマキマのセリフ。
「安心してください公安には目を元通りにできる人がいます」
知り合いの医者などではなく、公安に元通りにできる人物がいるということは、悪魔の力による可能性がありそうです。
もし、そんな人間がいるのなら、悪魔の目を移植できてもおかしくはありません。
マキマの目は千里眼?
マキマの目が悪魔の目だとしたら、千里眼のようなシーンがあったのも納得がいきます。
東京で襲撃されたデンジを助けるため、京都から悪魔の力で敵を排除した場面です。
襲われた時点では、相手が何者かわかっていないはずなのに、襲撃犯の名前を何人も知っていました。
公安なら危険な組織をマークしているはずですが、事件を起こした人間を正確にわかるのは無理があると思いませんか。
リーク情報を掴んでいたのでなければ、マキマの目で全てを捉えたのかもしれません。
そうなると、サムライソードと沢渡の命があったのはおかしいとなってしまいますが、マキマがあえて逃がした可能性が高いため、2人の名前もわかっていたはずです。
京都で見せた力は、特定の誰かの命を奪うもので、襲撃犯たちを特定した力は別にあると考えられますから、マキマの目が千里眼の可能性は否定できません。