『チェンソーマン』にて、デンジ・マキマ・アキに次ぐ4番目に登場した主要キャラのパワー。
キャラが立っているだけでなく、自分の血を自由に操ることができる力を持っています。
しかし、パワーってあまり強くないような気がしてなりません。
強そうな悪魔と全然戦っていないどころか、逃げ出してしまったこともあるからです。
せっかく面白いキャラをしているのに、活躍が少ないのは残念ですし、強い敵と戦う姿を見せてほしい。
パワーの弱い部分を踏まえて、どうすれば強くなるのかを考察していきます。
パワーの弱いところ
頭を使うのが苦手
デンジ以上に頭がブッ飛んでいるパワーは、直感というか勢いで戦ってしまいがち。
ゾンビ人間のようなザコ敵なら倒せても、強い悪魔には通用しないためか、作中でも強い悪魔と戦うシーンがありません。
能力の使い方
血の悪魔であるパワーの力は、自分の血を自由に操れることです。
血から武器を作るのが主な使い方ですが、大量に血を使ってしまうと貧血に陥ってしまうリスクがあります。
デンジのように血を飲めば復活できるとしても、倒れている間は非力な人間以下になってしまうので、的確に使えないとしたら弱いとしか言えません。
メンタル
人間が悪魔を恐れるように、悪魔も弱者は強者を恐れる点では同じです。
パワーで言えば、サムライソードにトドメをさされそうになったアキを、姫野から助けてと言われたときに表れています。
「無理じゃ・・!」
「アイツの動き・・見えんかったもん・・!」
とビビっている姿がありました。
悪魔として普通の行動なのかわかりませんが、少なくともパワーには勝ち目がない相手と戦うという思考はないようです。
強くなる方法を考察
カッとならず冷静に
すぐにカッとなってしまうパワーは、どうしても攻撃が単調になってしまいます。
岸辺と初めて戦ったときのように、あっさりと致命傷を与えられてしまってもおかしくありません。
その岸辺の指導で、こんなことを言われています。
「ハイな時でもクールに脳みそ動かせ」
「常に自分の持ってる武器と状況を頭に入れとけ」
カッとなりがちなパワーに必要な思考ではないでしょうか。
気持ちが高ぶったとしても、頭は冷静でなければ、より強い悪魔に勝つことなんて夢のまた夢。
どうしてもハイになってしまうなら、訓練などが必要になるかもしれません。
ちょっとしたコツでも掴めば、確実に無駄な動きは減るはずですし、本来の勢いのある戦い方も活きてくると考えられます。
強制的に悪魔と戦わせる
冷静に動けるようになったとしても、強さが格段に上がるとは思えません。
岸辺の指導は、戦ったことに意味がありましたから、積極的に実践で鍛えさせるのが手っ取り早そうです。
もちろん、魔人であるパワーが素直に応じるとは思えないので、マキマに強制的に従わせてもらう必要があります。
少し強い悪魔と戦わせ、勝利できるようになれば、大きな自信に繋がるのではないでしょうか。
強い敵に勝つためには、有効な一手を選ぶ判断力、新たな攻撃方法を閃く発想力も身に付けなければなりませんから、自ずと強くなるだろうと考えられます。
能力の有効的な使い方をする
パワーの力は、大量に血を使うと貧血になるリスクはありますが、まだまだ可能性がありそうです。
武器を作るにしても、限られた物しか出てきていないので、新しい武器や防具を作れるかもしれません。
ナイフやハンマー系の武器より、銃が使えたら強そうな気がしませんか。
既出の武器しか作れないとしたら、槍の武器を複数飛ばすなんて使い方をしてほしいです。
他には壊される前提で攻撃して、破片を操ってダメージを与えるなども。
攻撃や武器だけでなく、防御にも使うことができるかわかりませんが、血の盾のような防具があれば、戦いに幅を持たせることができると考えられます。
デンジとの連携を身に付ける
パワー単独での向上も大事ですが、バディであるデンジとの連携を身に付けることも強い悪魔に勝つために必要となるでしょう。
超攻撃的なデンジを活かすため、パワーがけん制をしたり、場の状況を把握するなど。
敵を直接倒さなくても、パワーの戦闘スキルに繋がりますから、デンジとの連携は意味があります。
2人の連携が上達していけば、パワーを主体とした戦い方もできるようになるはず。
パワーは強くなれるはず
パワーが強くなるためには、
- 冷静に戦うこと
- 能力の使い方
- デンジとの連携
の3つが必要になるでしょう。
岸辺の指導で戦い方を身に付けたと思いきや、サムライソードとの戦いには参加しませんでした。
勝てない敵と戦わないパターンが続いてしまうと、強くなれる力をもっていても変わることはありません。
能力も応用できそうですから、パワーはまだまだ強くなれるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。