『チェンソーマン』主人公のデンジは、とにかく美人な女性に弱いです。
女好きなタイプというより、自分に優しい人や親しくしてくれる人を好きになってしまうところがあります。
はじめて優しく接してくれたマキマ、突然の出会いから親しくなったレゼ。
女性と親しくなるのはいいのですが、あまりにも惚れやすいので、敵となるレゼに簡単に殺されそうになりました。
そんなレゼの件で気になったことがあります。
今後もデンジに接触してくる女性キャラは現れるのか?ということです。
敵としてだとレゼと同じになってしまうので、別タイプの女性キャラの登場を考察していきます。
デンジを監視する目的の女性
デンジはチェンソーの心臓により、人間でありながら悪魔になれますが、未知な部分が多いです。
公安のデビルハンターとはいえ、実態は公安に管理されている要注意人物にすぎません。
この要注意は、公安だけのリスクではなく、東京や日本にも影響が及ぶのではないでしょうか。
そう考えると公安以外の組織が、デンジについて詳しく知りたいと思っても不思議ではありません。
東京にいるデンジが暴走でもしたら、国の中枢がどうなるかわからないため、デンジを監視する人物が現れるかもしれません。
問題は常に監視するとなると、公安にスパイとして潜り込むのが手っ取り早いです。
日本の別組織もあるでしょうし、スパイなら他国の可能性も考えられます。
デンジをスカウトする目的の女性
デンジを脅威とする勢力もあれば、力を欲している勢力もあるのではないでしょうか。
単に心臓を狙うのではなく、自陣の戦力として引き入れたいという意味です。
スカウト目的で接近してくるので、色仕掛け的な展開にもっていけますし、マキマを裏切ってしまうと悩むデンジの姿を描くこともできます。
デンジの秘密を知る女性
まだ明らかにされていない謎が多いデンジ。
既に両親が他界しているようですが、もしかしたら出生や両親に秘密があるかもしれません。
マキマはデンジの秘密を知っていても、なかなか教えてくれそうにありませんので、デンジが自分のことを知りたいと思ったときに、教えてくれる女性がやって来るとか。
もちろん、何らかの目的があって教えるはずです。
公安やマキマに騙されていると言ってくる可能性もあれば、本当は何者かを語るなど。
また、上記のような秘密を真実のように話し、デンジを騙してしまう可能性も考えられます。
死んだはずの母親
少年マンガでは、身内が生きていたというパターンが珍しくないので、デンジの母親が生きていてもおかしくはありません。
母親との記憶がほとんどないと思われる発言を、デンジが第1話でしています。
「俺の母ちゃんさ・・心臓の病気で血ィ吐いて死んだんだとよ・・」
デンジの言葉を素直に受け止めれば、物心もつかない頃に母が亡くなっていることに。
上記のセリフ以外で母親に言及していないため、デンジが母親にどんな感情を抱いているのかわかりませんが、嫌悪していたら「母ちゃん」とは言わないでしょうね。
1番の関係者である母親が近づいて来たとき、どういった反応を見せてくれるのか気になります。
純粋に見守ってくれる女性
『チェンソーマン』の中で、デンジが出会った女性はそう多くありませんが、出会った女性たちへの本音をもらしたことがありました。
「俺が知り合う女がさあ!!」
「全員オレん事殺そうとしてんだけど!!」
自分がチェンソーの心臓を持ったばかりに、殺されそうになる不満、デンジという個人はどうでもいいんだろうという不満が表れています。
これから出会う女性には、裏がないかどうか疑ったりしてしまうでしょう。
少し女性不信になっているときに、デンジをただの人間として見てくれる女性が現れる。
特別扱いをしたり、見返りを求めるわけでもない女性が1人ぐらい出てきてもいいんじゃないかなと。
マキマの偽物
デンジに接触してきそうな女性というより、出てきたら面白いかなと挙げたいのが、マキマの偽物です。
正直、偽物ってなんだよと思ってしまいますよね。
第12話にて、マキマがデンジにこんなことを言いました。
「デンジ君の目が見えなくなっても私の噛む力で私だってわかるくらいに覚えて」
とデンジの指を噛み、自分を認識させるシーンがあったので、偽物が出たときに使えそうかなと思ったわけです。
デンジなら判別できちゃいそうな気がするし、わかった上で胸を揉ませてくれと言いそうな画が浮かびます。
デンジに接触できても上手くいかなければ意味がありませんから、マキマに扮するのは作戦としてアリではないでしょうか。